「世界史の眼」第9号をお届けします。今号では、木畑洋一さんに、今年刊行されたO.A.ウェスタッドの大著『冷戦 ワールド・ヒストリー』を書評して頂きました。岩波書店の紹介ページはこちら(上巻、下巻)です。南塚信吾さんには、神川松子と測機舎をめぐる連載の第5回をお寄せ頂いています。
木畑洋一
書評:O.A.ウェスタッド(益田実監訳)『冷戦 ワールド・ヒストリー』上・下(岩波書店、2020年)
南塚信吾
神川松子と西川末三の作った労働者生産協同組合 ―日本の中の世界史としての測機舎―(その5)
年末も迫り、気候も日々、冬を感じさせます。皆さま、どうぞ気をつけてお過ごし下さい。世界史研究所が再スタートした2020年は、激動の中に終わろうとしています。世界史研究所の活動にご関心をお持ちくださった皆さまに改めて感謝申し上げるとともに、今後とも、更に活動を充実させるべく努めてまいります。