「世界史の眼」」カテゴリーアーカイブ

「世界史の眼」No.54(2024年9月)

今号では、南塚信吾さんに「世界史の中の北前船(その3)―蝦夷とアイヌと昆布―」を、木畑洋一さんにクリシャン・クマーの『帝国 その世界史的考察』の書評をご寄稿頂いています。

南塚信吾
世界史の中の北前船 その3―蝦夷とアイヌと昆布―

木畑洋一
書評:クリシャン・クマー(立石博高・竹下和亮訳)『帝国 その世界史的考察』(岩波書店、2024年)

クリシャン・クマー(立石博高・竹下和亮訳)『帝国 その世界史的考察』(岩波書店、2024年)の出版社による紹介ページは、こちらです。

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.53(2024年8月)

今号では、小谷汪之さんに「大連からの世界史(下)―大連の発展と中国人移住労働者―」を、また、南塚信吾さんに「世界史の中の北前船(その2)―松前とアイヌと昆布―」をご寄稿頂いています。「大連からの世界史」は今号で完結します。また、東京経済大学の早尾貴紀さんに、昨年刊行されたラシード・ハーリディー著『パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史』を書評して頂きました。

小谷汪之
大連からの世界史(下)―大連の発展と中国人移住労働者―

南塚信吾
世界史の中の北前船(その2)―松前とアイヌと昆布―

早尾貴紀
書評 ラシード・ハーリディー著『パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史』鈴木啓之、山本健介、金城美幸訳、法政大学出版局、2023年刊

ラシード・ハリーディー(鈴木啓之、山本健介、金城 美幸訳)『パレスチナ戦争―入植者植民地主義と抵抗の百年史』(法政大学出版局、2023年)の出版社による紹介ページは、こちらです。

世界史研究所のメンバーが中心になって企画した『歴史はなぜ必要なのか』(岩波書店、2022年)が、『立命館アジア・日本研究学術年報』第4号(2023年8月)にて書評されました。とてもしっかりとした書評で、ありがたく受け止めました。下記に公開されていますので、ご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ritsumeikanasiajapan/4/0/4_180/_pdf/-char/ja

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.52(2024年7月)

今号では、小谷汪之さんに「大連からの世界史(上)―大連の発展と中国人労働者―」をご寄稿頂きました。今号含めて2回に分けて連載の予定です。また、南塚信吾さんに「世界史の中の北前船(その1)」をお寄せ頂いています。シリーズとして連載して参ります。

小谷汪之
大連からの世界史(上)―大連の発展と中国人労働者―

南塚信吾
世界史の中の北前船(その1)

世界史研究所の南塚、小谷、田中の各氏が翻訳した、ダニエル・ウルフ(南塚信吾、小谷汪之、田中資太訳)『「歴史」の世界史』(ミネルヴァ書房、2024年)が、7月10日に刊行されます。世界各地における「歴史」の捉え方と叙述のあり方を検討した大作です。ぜひご一読下さい。

ミネルヴァ書房の紹介ページは、こちらです。

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.51(2024年6月)

今号では、千葉大学の米村千代さんに、昨年刊行のメアリー・ジョー・メインズ、アン・ウォルトナー(三時眞貴子訳)『家族の世界史』(ミネルヴァ書房)を書評して頂きました。また、前号に続きパトリック・マニングさんの論考「国連改革の動き」(南塚信吾訳)を掲載しています。

米村千代
『家族の世界史』(メアリー・ジョー・メインズ、アン・ウォルトナー著、三時眞貴子訳、ミネルヴァ書房、2023年)書評

パトリック・マニング(南塚信吾訳)
国連改革の動き

『家族の世界史』の出版社による紹介ページは、こちらです。また、パトリック・マニング氏のウェブサイトContending Voicesは、こちらです。

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.50(2024年5月)

今号では、稲野強さんに、「くすぐられた大国意識―黄禍論をめぐって―」を寄稿して頂きました。また、パトリック・マニングさんの論考「今日、世界を支配するのはだれか」(南塚信吾訳)を掲載しています。

稲野強
くすぐられた大国意識―黄禍論をめぐって―

パトリック・マニング(南塚信吾訳)
今日、世界を支配するのはだれか

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.49(2024年4月)

「世界史の眼」も刊行が始まって5年目に入りました。今号では、倉金順子さんに、昨年刊行された『農の世界史』(マーク・B・タウガー著・戸谷浩訳)を書評して頂きました。また、木畑洋一さんに、昨年刊行の『カラー映画に撮られた重慶大爆撃―数奇な運命を辿った記録映画『苦干』の世界―』を紹介して頂いています。

倉金順子
書評:マーク・B・タウガー著・戸谷浩訳『農の世界史』(ミネルヴァ書房、2023年)

木畑洋一
文献紹介:NPO法人 都市無差別爆撃の原型・重慶大爆撃を語り継ぐ会編『カラー映画に撮られた重慶大爆撃―数奇な運命を辿った記録映画『苦干』の世界―』(2023年)

マーク・B・タウガー(戸谷浩訳)『農の世界史』(ミネルヴァ書房、2023年)の出版社による紹介ページは、こちらです。NPO法人 都市無差別爆撃の原型・重慶大爆撃を語り継ぐ会編『カラー映画に撮られた重慶大爆撃―数奇な運命を辿った記録映画『苦干』の世界―』(2023年)に関しては、文献紹介の本文をご覧下さい。

*  *  *

世界史研究所では、引き続き「「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える」と題して、この問題に関する論考を掲載しております。

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える10(2024年3月21日)

清水学
ガザ攻撃を続けるイスラエル社会が内包する矛盾

久保亨
中国と中東問題、史的概観

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.48(2024年3月)

今号では、小谷汪之さんに、連載中の「奉天からの世界史」の(下)をお寄せ頂きました。今回で完結となります。また、駒沢大学の飯田洋介さんに、昨年刊行された 伊藤定良『第一次世界大戦への道とドイツ帝国』の書評をご寄稿頂いています。

小谷汪之
奉天からの世界史」(下)

飯田洋介
書評 伊藤定良『第一次世界大戦への道とドイツ帝国』(有志舎 2023年)

伊藤定良『第一次世界大戦への道とドイツ帝国』(有志舎、2023年)の紹介ページは、こちらです。

*  *  *

世界史研究所では、引き続き「「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える」と題して、この問題に関する論考を掲載しております。

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える9(2024年2月4日)

木戸衛一
ドイツの内なる植民地主義?

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.47(2024年2月)

今号の「世界史の眼」には、小谷汪之さんに、連載中の「奉天からの世界史」の(中)をご寄稿頂きました。また、木畑洋一さんに、「世界史のなかのインパール作戦・ビルマ戦争」をお寄せ頂いています。

小谷汪之
奉天からの世界史」(中)

木畑洋一
世界史のなかのインパール作戦・ビルマ戦争

*  *  *

世界史研究所では、引き続き「「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える」と題して、この問題に関する論考を掲載しております。

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える8(2024年1月31日)

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.46(2024年1月)

2024年最初の「世界史の眼」には、小谷汪之さんに、「奉天からの世界史」の(上)をご寄稿頂きました。今号を含め3回に渡り連載致します。また、世界史寸評として、南塚信吾さんに、「外から見た日本の平和:ヨハン・ガルトゥング再考」をお寄せ頂きました。

小谷汪之
奉天からの世界史」(上)

南塚信吾
世界史寸評 外から見た日本の平和:ヨハン・ガルトゥング再考

*  *  *

世界史研究所では、引き続き「「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える」と題して、この問題に関する論考を掲載しております。12月には4度にわたり掲載いたしました。

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える4(2023年12月9日)

藤田進
イスラエル軍ガザ攻撃60日目の今

—————

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える5(2023年12月13日)

油井大三郎
米国内で目立ち始めたイスラエル批判の動向

—————

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える6(2023年12月20日)

木畑洋一
イスラエル批判と反ユダヤ主義

—————

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える7(2023年12月23日)

藤田進
戦争の裏に天然ガスあり

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする

「世界史の眼」No.45(2023年12月)

今号では、本年刊行された、小山田紀子、吉澤文寿、W.ブリュイエール・オステル編『植民地化・脱植民地化の比較史―フランス・アルジェリアと日本・朝鮮関係を中心に』(藤原書店、 2023年)を、南塚信吾さんに書評して頂きました。

南塚信吾
小山田紀子・吉澤文寿・W.ブリュイエール・オステル編『植民地化・脱植民地化の比較史―フランス・アルジェリアと日本・朝鮮関係を中心に』藤原書店 2023年

小山田紀子、吉澤文寿、W.ブリュイエール・オステル編『植民地化・脱植民地化の比較史―フランス・アルジェリアと日本・朝鮮関係を中心に』(藤原書店、 2023年)の出版社による紹介ページはこちらです。

*  *  *

世界史研究所では、11月より、「「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える」と題して、この問題に関する論考を掲載しております。これまで3度に亘り掲載してまいりました。今後も続けてゆく予定です。

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える(2023年11月12日)

藤田進
ハマースのアル・カッサーム部隊のイスラエル軍事侵攻を検証する

木畑洋一
パレスチナ問題の起源:第一次世界大戦期のイギリス三枚舌外交

—————

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える2(2023年11月21日)

藤田進
ハマース政治局情報センターの緊急メッセージ

—————

「世界史の眼」特集:「イスラエルのガザ攻撃」を考える3(2023年11月26日)

藤田進
イスラエル軍ガザ攻撃47日目の今

藤田進
「ユダヤ人国家」イスラエルはどのように実現したのか―分割され奪われ続けるパレスチナ (1)―

カテゴリー: 「世界史の眼」 | コメントする