これまで発行のたびに逐次お知らせしてきましたシリーズ「日本の中の世界史」(全7巻、岩波書店)について、『歴史学研究』No.999(2020年8月号)に、全7巻それぞれの書評が一挙に掲載されました。一覧しますと、
南塚信吾『「連動」する世界史』―評者 石居人也
木畑洋一『帝国航路を往く』―評者 松岡昌知
小谷汪之『中島敦の朝鮮と南洋』―評者 原佑介
久保亨『日本で生まれた中国国歌』―評者 黒川伊織
油井大三郎『平和を我らに』―評者 大野光明
池田忍『手仕事の帝国日本』―評者 大沢啓徳
吉見義明『買春する帝国』―評者 嶽本新奈
です。いずれも力のこもった書評です。
なお、シリーズ完成後の執筆者たちの座談会が岩波書店のポータルサイトにて見ることが出来ます。
https://tanemaki.iwanami.co.jp/categories/838