木畑洋一さんには、「世界史寸評」として、「ホブズボーム伝翻訳余滴」と題して、今月発売されるリチャード・J. エヴァンズによるホブズボームの伝記『エリック・ホブズボーム 歴史の中の人生』の翻訳から見えたものを紹介いただきました。
また、連載中の『世界哲学史』シリーズの書評ですが、今号では近代の2冊を対象としています。早稲田大学の弓削尚子さんに『近代I 啓蒙と人間感情論』を、一橋大学の黒岩漠さんに『近代II 自由と歴史的発展』を評して頂いています。
木畑洋一
世界史寸評 ホブズボーム伝翻訳余滴
弓削尚子
書評:伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留(責任編集)『世界哲学史6―近代I 啓蒙と人間感情論』ちくま新書 2020
黒岩漠
伊藤邦武、山内志朗、中島隆博、納富信留『世界哲学史7 近代Ⅱ 自由と歴史的発展』(筑摩書房、2020年)
リチャード・J. エヴァンズ(木畑洋一監訳)『エリック・ホブズボーム 歴史の中の人生』上・下(岩波書店、2021年)の岩波書店の紹介ページは、上巻がこちら、下巻がこちらです。筑摩書房によるシリーズ『世界哲学史』の紹介ページは、こちらです。